夏の想いで

夏の想いでと言ってもガキの頃は、これからの時季はクワガタやカブトを獲りにいった話だが(笑)。


毎日のようにクヌギ林へ、早朝、通った。誰よりも早い時間に。誰よりも早くクヌギ林へ着くには朝4時半には起床していた。まだ、足元の草に夜露が残っている。まだ薄暗い林の中には前日の夕方に果物などの皮を仕掛けておいた、エサが置いてある木がある。

近所の八百屋の親父から試食が終わったメロンなどの皮を手に入れる事は容易かった。(笑)

その八百屋には同級生の女の子もいたしね。

好きなだけもってきな!と、言ってくれたよ。


早朝に罠を仕掛けておいた、木を静かにそーっと見てみると必ず、ノコギリクワガタ、カブト、コクワなどがいる。オレはニタニタしながら捕ったよ。近所では一番の金持ちじゃなく、クワガタ持ちでした(笑)。


良い想いでです。

生まれて初めて、ミヤマクワガタを捕獲したのは、小学校四年の時に秋田へ行った時でした。物凄く感動したことを鮮明に覚えています(笑)。